新しい朝中友好関係の促進を確認

中国の習近平国家主席は16日、北京を訪問した朝鮮労働党親善参観団と会見した。

習主席は席上で、金正恩委員長とは今年3月の訪中時に続き、先週大連でも再度中身のある会談の場を持つことが出来たとし、「今回、朝鮮全国の道・市委員長による参観団の訪中は、私と金委員長が2回の会談で形成した重要なコンセンサスを実行に移す具体的な行動であると共に、両党の重要な交流活動でもあり、金委員長と朝鮮労働党中央委員会が両党と両国の交流を強め、中朝間の友好協力の拡大を極めて重視している事の表れだ。これを機に、双方が交流と協力を深め、両国の友好協力関係を絶えず推進させていくことと信じている」と述べた。

習主席はまた、「現在、中国の特色ある社会主義は新たな時代に突入し、朝鮮の社会主義の発展も新たな歴史的時期に歩みを進めた。我々は北南関係の改善や朝米対話の推進、半島非核化の実現、経済発展と国民生活の改善に向けた朝鮮の取り組み、それに金委員長が朝鮮の党と人民を率いて自国の国情に合った発展の道を歩むことを支持し、朝鮮側と党運営や国家統治に関する経験の交流を頻繁にし、両国の社会主義建設事業がより大きな発展を遂げるよう推進していきたい」と強調した。

参観団団長の朴泰成朝鮮労働党中央委員会副委員長は、今回の訪問が伝統的な朝中友好をいっそう強固なものにし、発展させることに積極的に寄与する重要な契機になると発言、「中国人民が習近平総書記同志を核心とする中国共産党の指導の下、新時代の中国特色の社会主義の建設でさらなる発展を成し遂げることを心から願う」とし、両党の最高指導者が成し遂げた合意を実践に移すために各分野における交流と協力を強めていくと強調した。

朴副委員長はまた、朝鮮労働党が力を集中して経済発展を優先的に進めていくという新しい戦略路線の実施において積極的役割を担い、両党指導者が自らの手で新たなステージへと押し上げた朝中の友好関係の促進に一層の貢献をしていきたいとした。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。