朝鮮の金星UN駐在大使が29日(現地時間)、第75回UN総会(ニューヨーク)で基調演説を行い、朝鮮に対する核の脅威とあらゆる形態の敵対行為が止まらない状況で、「自衛的戦争抑止力」の確保の必要性を重ねて強調した。
金大使は、「今、我が共和国は、国家と人民の安全を頼もしく担保できるようになったうえで、社会主義経済建設に総力を集中している」「こんにち我々にとって、経済建設に有利な対外環境が切実に必要なのは事実だが、決して派手な変身を願って命のように守ってきた尊厳を売ることはできないと言うのが我々の揺るぎない立場」だと闡明した。
新型コロナウィルス問題と関連しては、「我が共和国政府は、伝染病流入の危険性が完全に消失するまで些細な行為や譲歩も許さず国家非常防疫措置をさらに強化していくことで、人民の安寧と国の安全をしっかり守るであろう」と強調、「人民大衆第一主義を自己の政治哲学、政治理念に掲げている我が共和国政府の先見の明の領導によって、現在、我が国では、防疫形勢が安定的に維持管理されている」と明かした。
大使はまた、「今年、不慮の自然災害によって少なくない損失を被ったが、我々は、自らの力で洪水と台風被害を沈静化し、早期に人民に安定した生活を与えるために力強い闘争を行っている」と付け加えた。
一方、国際政治と関連しては、キューバへの封鎖措置を糾弾し、シリア、パレスチナ、ベネズエラへの支持と連帯の立場を明かした。
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