9月16日に就任した菅政権が、「安倍政策を継承」するとしている。
我々は、菅政権が安倍辞任を前提に誕生しただけに何を引き継いで何をどうしようが全く意に介さない。
ただ、その「安倍政策を継続」する事が我々を刺激することであれば見過ごせない。
すでに暴露されたように、安倍は首相在任期間、対話と圧力で「核、ミサイル、拉致問題」を包括的に解決しなければならないとしながら、我が共和国を政治的、経済的に孤立窒息させるために歴代執権者中で最も敵対的な政策を実施してきた。
特に安倍は、我々の善意によって全て解決された拉致問題を終始一貫して己の政治的人気とイメージアップに悪用した。
執権期間、国内で政治スキャンダルが暴かれ不利な形勢に直面するたびに、「拉致問題解決」を騒ぎ立てて国民を欺瞞し反朝鮮対決の雰囲気を鼓吹したのが正に安倍だったのだ。
勿論、安倍の対朝鮮政策はそれが不義を追求するものだけに総破産という苦い結果のみを招来した。
怪異なことは、これに対して知らぬはずがない菅政権が、安倍に見倣い拉致問題に未練を持ってあちこちに頼み込むおかしな真似を繰り広げていることだ。
結果が明白な問題にぶら下がる真似は、馬鹿でも避けるものだ。
再び明らかにするが、拉致問題は我々の誠意と努力によって既に不可逆的に完全無欠に解決された。
結局のところ、愚かなことに没頭している日本の政客らの行動は、「百年河清」(濁流が澄むのを100年待つ=無駄の意)式妄動と評してこそ適切なようだ。
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