「朝鮮、未だ新型コロナ感染事例なし」 WHOが明かす

世界保健機関(WHO)が9日(現地時間)、朝鮮で18000回ほど新型コロナウイルス感染症検査を実施した結果、感染事例がない事を明かした。

WHOは、同日発表した「東南アジア地域コロナ19週間状況報告書」で、「12月3日現在、北朝鮮内で報告されたコロナ19の確定事例がない」と述べた。

新型コロナの検査のために合計9373人からサンプル18472個を採取、リアルタイム遺伝子増幅(RT-PCR)検査を実施したがすべて陰性判定だったという。

これは、以前の状況報告書で11月25日基準でサンプル16914個を検査したとする検査回数から1558回増加している。

WHO平壌事務所長は1日RFAの問いに対し、朝鮮当局が最近数週間に週平均1600回ほどの新型コロナ検査を実施していると明かした。

報告書は、先月19〜26日の間に朝鮮で779人が検査を受けたとしており、11月26日基準で計30344人が隔離解除されたと伝えた。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。