朝日新聞が、韓国大統領府無期限出入り禁止になった。
青瓦台の尹永燦国民疎通主席は18日、青瓦台出入り記者に配布した公式見解を通して「4月24日に鄭義溶国家安保室長が朝鮮の保有する核兵器と核物質を海外に搬出する案をボルトン大統領補佐官に打診した」と報道した朝日新聞の記事が全く事実ではないと強調した。
尹主席は「根拠のない記事を事実確認なしに報じた朝日新聞に強い遺憾を表明する。大統領府は朝日新聞の今回の虚偽報道に関して、対応案を積極的に検討する」と付け加えた。
青瓦台関係者は、朝日新聞が報道過程で確認取材を行わなかったとして、無期限出入り禁止処分を受けることになるだろうと伝えた。
青瓦台出入りの外信の無期限出入り禁止は初。
朝日新聞はソウル発記事として「鄭氏は段階的措置にこだわる北朝鮮の主張を踏まえ、核兵器や核物質の大部分をまず北朝鮮外に搬出し、その後に核関連施設の廃棄などを時間をかけて実施する案を打診した。(中略)ボルトン氏は鄭氏に即答しなかった」と報じている。 韓国政府がこれを完全否定した形だ。
2017年文在寅政権発足以降、朝日新聞は朝鮮の核問題を含む外交・安全保障関連報道で既に2回、青瓦台から遺憾表明を受けていた。
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