米国の政治専門紙「ザ・ヒル」が自社ウェブサイトで行った世論調査の結果、米連邦政府と米国メディアが同国民に最も信用されていない機関・組織に含まれていることが判明した。
米議会系列メディアである「ザ・ヒル」と世論調査会社ハリスXにより、先月21日から23日までの間に実施されたこの世論調査の結果では、回答者全体の53%が、「メディアをほとんど信用していない」、あるいは「全く信用していない」と答え、さらに53%が同国連邦政府に対しても同様の見解を有していることが明らかになった。また、「米国連邦政府とメディアをある程度、もしくはとても信用している」と答えたのは、回答者全体の半数未満。
調査結果からは支持する政党による見解の違いも浮き彫りになっており、共和党支持者の 78% がメディアをほとんど、またはまったく信用していないと答えた一方、民主党支持者の 66%、無所属派支持者の 55% はメディアをある程度信用していると回答しているのが特徴的といえる。
なお世論調査は、米国人有権者1899人を対象にオンラインで実施され、誤差は 2.25%となっている。
コメントを残す