朝鮮が新型コロナウィルスワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」から割り当てられたワクチンを他国に譲る意向を示した。
UNICEF報道官が8月31日に明かしたところによると、朝鮮保健省は朝鮮に配分されたワクチン297万回分を新型コロナの深刻な影響を受けている国に再配分しても構わないとの意向を伝えてきたという。
世界保健機関(WHO)平壌事務所長は先月19日、COVAXが朝鮮にシノバック製ワクチン約297万回分を割り当てて回答を待っているとしたが、これに対し現在新型コロナ封じ込めに成功している朝鮮は、より深刻な状況にある他国にワクチンを譲ると返答したものとみられる。
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