朝鮮と韓国間の全ての南北通信連絡線が4日9時に通信を再開した。
南北双方は7月27日、約1年1カ月ぶりに南北通信連絡線を復旧させたが、朝鮮側の再三の注意にもかかわらず米韓合同軍事演習が強行されたため、朝鮮側の対応措置として8月10日から再び不通となっていた。
朝鮮の金正恩国務委員長は9月29日、最高人民会議第14期第5回会議で行った歴史的な施政演説で、現在の北南関係が一日も早く回復され、朝鮮半島に恒久平和が訪れることを望む全民族の期待と念願を実現するための努力の一環として、断絶されていた北南通信連絡線を再び復元するという意思を表明したが、今回の措置はこれに従ったもの。
朝鮮中央通信社は関連報道で「南朝鮮当局は、北南通信連絡線の再稼動の意味を深く刻み付けて北南関係を収拾し、今後の明るい前途を開く上で先決されるべき重大課題を解決するために極力努力すべきであろう。」と指摘した。
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