韓国の報道によると、朝鮮半島で南北和解が進展する中、韓国のリゾート・観光業界が朝鮮への進出を想定した開発構想を練り始めている模様だ。
韓国のリゾート業界最大手の大明リゾートは「南北観光開発タスクフォース」を立ち上げ、開発や投資に関する分析を始めた。 開発の中心に想定されるには元山葛麻海岸観光地区と馬息嶺スキー場で、スキー場のインフラを国際大会が出来る水準にまで引き上げる構想があると言う。
平昌冬季五輪会場などにウィンタースポーツ施設を所有する竜平リゾートは、朝鮮のリゾート地にコンドミニアムなどを建設する開発事業の他、馬息嶺スキー場を中心とする観光事業を念頭に朝鮮進出を検討していると明らかにした。 同社は不動産投資や建設、分譲のほか、朝鮮との共同投資の可能性も踏まえて計画を策定している。
ハンファグループやロッテなどの財閥系のリゾート・旅行会社も「フェリーで元山と平壌を訪問する観光商品」などを構想していると言う。
また、金剛山観光事業で知られている現代俄山も、事業の再開に備えて準備を進めている。
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