朝日関係日誌(1989年~)

朝日平壌宣言
1989年 3月30日 竹下首相、衆議院予算委員会で「朝鮮半島をめぐる情勢が新たな局面を迎えているこの機会に、改めて、同地域のすべての人々に対し、過去の関係についての深い反省と遺憾の意を示したいと思う。朝鮮民主主義人民共和国との間においても、朝鮮半島をめぐる新たな情勢に配慮しつつ、先に述べた認識に立脚して、関係改善を進めていきたい」と発言
1990年 9月24日 自由民主党金丸信副総裁を団長とする自民党代表団と日本社会党田辺誠副委員長を団長とする社会党代表団が訪朝(28日まで)
9月26日 金日成主席が自民党代表団、社会党代表団と接見、代表団、海部自民党総裁と土井社会党委員長の親書を伝達
9月28日 「朝日関係に関する朝鮮労働党、日本の自自由民主党、日本社会党の共同宣言」(朝日3党共同宣言)採択
11月 朝日国交正常化会談予備会談(3回、12月まで)、本会談議題として ①国交正常化に関する基本問題 ②国交正常化に伴う経済的諸問題 ③国交正常化に関する国際問題 ④その他双方が関心を有する諸問題が確定。
1991年 1月30日~31日 第1回朝日国交正常化会談(平壌)
3月11日~12日 第2回朝日国交正常化会談(東京)
5月20日~22日 第3回朝日国交正常化会談(北京)
8月30日~9月2日 第4回朝日国交正常化会談(北京)
11月18日~20日 第5回朝日国交正常化会談(北京)
1992年 1月30日~2月1日 第6回朝日国交正常化会談(北京)
5月13日~15日 第7回朝日国交正常化会談(北京)
11月5日 第8回朝日国交正常化会談(北京)
1993年 8月4日 河野洋平内閣官房長官、談話発表(「従軍慰安婦問題」)
1995年 3月28日~30日 自由民主党、日本社会党、新党さきがけ連立与党代表団訪朝、「朝日会談再開のための合意書」に署名
8月15日 村山首相、「戦後50周年の終戦記念日にあたって」談話発表(「日本の侵略戦争責任」)
1997年 11月 連立与党議員団訪朝(森喜朗団長)
1999年 12月 村山富市元首相を団長とする超党派議員団訪朝、朝日会談早期再開を合意
2000年 4月5日~7日 第9回朝日国交正常化会談(平壌)
8月21日~25日 第10回朝日国交正常化会談(東京)
10月30日~31日 第11回朝日国交正常化会談(北京)
2002年 9月14日 金正日総書記、日本の共同通信社からの書面質問に ①朝日国交正常化は両国人民の念願と利益に合致するものであり、先送りできない時代の要請となっている ②両国は同じアジアの国として、近くて遠い国ではなく、近くて近い隣国として、共存・共栄を図っていくべきである ③朝日国交正常化は、両国の政治家に負わされた歴史的使命であり、責任ある政治家が大局的な立場で決心し取り組むならば、両国間に解決できない問題はないと回答
9月17日 小泉首相訪朝、金正日国防委員長と朝日首脳会談開催、「朝日平壌宣言」発表
10月29日~30日 第12回朝日国交正常化会談(クアラルンプール)
2004年 2月 朝日高位級協議
5月22日 第二回朝日首脳会談、拉致被害者家族5名帰国
8月 朝日実務者協議
9月 朝日実務者協議
11日 朝日実務者協議
2005年 11月 朝日政府間協議
12日 朝日政府間協議
2006年 2月 朝日包括並行協議
2007年 3月 朝日国交正常化のための作業部会
9月 朝日国交正常化のための作業部会
2008年 6月 朝日実務者協議
8日 朝日実務者協議
2012年 8月9日~10日 朝日赤十字会談
8月29日~31日 朝日政府間協議のための予備協議
11月15日~16日 朝日政府間協議開催
2014年 3月 朝日政府間協議
5月26日~28日 朝日政府間協議(ストックホルム)
7月 朝日政府間協議
9月29日 朝日外交当局間会合
2015年 8月6日 ASEAN関連外相会議で朝日外相接触(マレーシア)
2017年 4月17日 宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使、朝日ストックホルム合意について「日本側が一方的に反故にしたのに誰が拉致被害者の再調査をするのか、水はすべてこぼれて地面にしみこみ、それは元に戻らない」と発言
8月15日 菅内閣官房長官、米国務長官と国防長官が新聞に寄稿し朝鮮と交渉の用意があるとしたことに対し「対話のための対話では意味がない」とコメント
9月21日 安倍首相、UN一般討論演説で朝鮮に対し「対話による問題解決の試みは一再ならず、無に帰した。必要なのは対話ではなく圧力だ」と発言
2018年 2月8日 安倍首相、文在寅大統領との会談で対朝鮮政策について「対話のための対話は意味がない」「米韓合同軍事演習を予定通り行うべきだ」と内政干渉
2月27日 日本政府「朝鮮との対話条件を緩和、雑談名目なら応じる」との方針をマスコミにリーク
3月17日 朝鮮通信、論評で「日本が分別を失い引き続き悪ふざけをするなら永遠に平壌行きの切符を求めることができなくなる」と警告
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朝日平壌宣言

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。