韓露首脳会談、朝鮮半島とロシアの鉄道連結研究など合意

韓国の文在寅大統領がロシアを訪問、ロシアのプーチン大統領と22日会談を行った。

会談では米朝首脳会談を評価、「朝鮮半島の完全非核化実現に向けた取り組みで連携を続け、朝鮮半島とユーラシアが共に平和と繁栄を享受するよう意思疎通と協力を強化していく」ことで見解を一致した。

双方は南北朝鮮、ロシアによる共同プロジェクト推進に向け、電力、ガス、鉄道などの分野で共同研究に取り組むことで合意した。

南北間では板門店宣言で東海線、西海線鉄道の再連結、現代化することで一致をみており、鉄道国際協力機構(OSJD)に南北が加盟するなど、国際的にも条件は整いつつある。 会談ではロシアのハサンと朝鮮の羅津港を結ぶ鉄道の構築に言及、シベリア横断鉄道と朝鮮半島を縦断する鉄道の連結についても協調していく方針で一致した。

文大統領はプーチン大統領に訪韓を要請し、プーチン大統領もこれを受け入れた。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。