アメリカのポンペオ国務長官が6日~7日の日程で朝鮮を訪問した。
今回の平壌訪問は、6月12日の朝米首脳会談で発表された共同声明を履行するための高位級会談を行うためのもの。
二日間に渡って行われた会談には朝鮮側から、金英哲朝鮮労働党副委員長、崔善姫外務次官らが参席、米国側はポンペオ長官、ソン・キム駐フィリピン米国大使、アンドリュー・キムCIA コリアセンター長らが参席した。
会談で朝米双方は、非核化の実現と検証に向けた核心的事項に関する複数の作業部会を設置することで一致した。
また、朝米首脳会談で合意された朝鮮戦争で戦死した米兵の遺骨返還やミサイルエンジン実験場廃棄などを協議するための実務会談を開くことで合意、米兵の遺骨返還問題を協議するため12日頃に板門店で朝米関係者が協議する。 実験場廃棄に関する実務会談も近く開催される見通し。
会談に先立ち金副委員長は、金正恩国務委員長の委任によりトランプ大統領に宛てた金国務委員長の親書をポンペオ長官に伝達した。
一方、ポンペオ長官も金正恩国務委員長に宛てたトランプ大統領の親書を金副委員長に伝達した。
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